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Oracleチューニング講座
第19章 チェックポイントに影響するパラメータ
本章ではチェックポイントの発生頻度を調整するパラメータを紹介します。
FAST_START_MTTR_TARGET
この機能は、EnterpriseEditionのみで使用できます。
FAST_START_MTTR_TARGETパラメータで、インスタンス・リカバリに要する予想時間の秒数を設定することができます。
以下にFAST_START_MTTR_TARGETパラメータの設定概要を記します。
FAST_START_MTTR_TARGETパラメータ
概要
インスタンス・リカバリに要する予想時間を設定
構文
FAST_START_MTTR_TARGET = 秒数
デフォルト
0
変更の可/不可
可:ALTER SYSTEM
FAST_START_IO_TARGET
この機能は、EnterpriseEditionのみで使用できます。
FAST_START_IO_TARGETパラメータによって、インスタンス回復のためにOracleが許可すべきI/O操作の回数が制限されます。回復に必要な操作の回数がこの制限を超えると、Oracleによって使用済みバッファがディスクに書込まれます。
このパラメータ値を小さくするほど、リカバリ時間を短縮できます。
また、Oracle9iにおいて、このパラメータは下位互換のために残されています。
FAST_START_IO_TARGETパラメータの設定概要を以下に記します。
FAST_START_IO_TARGETパラメータ
概要
インスタンス回復のためにOracleが許可すべきI/O操作の回数制限
構文
FAST_START_IO_TARGET = 数値
デフォルト
キャッシュ内のすべてのバッファ
変更の可/不可
可:ALTER SYSTEM
LOG_CHECKPOINT_TIMEOUT
LOG_CHECKPOINT_TIMEOUTパラメータにて、チェックポイントが発生するまでの経過時間(秒)を指定できます。
LOG_CHECKPOINT_TIMEOUTで指定した秒数は、バッファ・キャッシュで変更されたブロックがディスクに書出されるまでの上限時間といえます。
LOG_CHECKPOINT_TIMEOUTパラメータの設定概要を以下に記します。
LOG_CHECKPOINT_TIMEOUTパラメータ
概要
チェックポイントが発生するまでの経過時間(秒)の設定
構文
LOG_CHECKPOINT_TIMEOUT = 秒数
デフォルト
バージョンによって異なる
変更の可/不可
可:ALTER SYSTEM
LOG_CHECKPOINT_INTERVAL
LOG_CHECKPOINT_INTERVALパラメータには、OSブロック数を指定します。指定されたブロックが、オンラインREDOログ・ファイルに書込まれるとチェックポイントが発生します。
また、0を設定した場合、このパラメータは無視されます。
LOG_CHECKPOINT_INTERVALパラメータの設定概要を以下に記します。
LOG_CHECKPOINT_INTERVALパラメータ
概要
オンラインREDOログ・ファイルに書込まれたブロック数でチェックポイントを発生させる
構文
LOG_CHECKPOINT_INTERVAL = OSブロック数
デフォルト
OS依存
変更の可/不可
可:ALTER SYSTEM
以上でチェックポイントに影響するパラメータのの紹介は終了です。
チェックポイント発生頻度を調整する際にご参考にしていただければと思います。
第20章では、NOLOGGINGについて学びします。
第20章 NOLOGGINGとは